踊り場から愛を込めて

左耳

こんにちは、マスオです。

私は最近口内炎が出来て物を食べる時辛いです…(-。-;。

さて今日は、インディーズ時代のアルバム『踊り場から愛を込めて』より『左耳』について語ります。

この曲はファンの間で人気な曲である事は勿論、尾崎さん自身も思い入れのある曲で、武道館1日目の一曲目としても演奏されましたね。

その際「クリープハイプはこの曲から始まったと思っています」って言った位ですから。

最初のギターリフのジャジャジャジャンジャンジャン!(文字にすると分かりづら笑)からしてカッコイイですよね。

確かにクリープハイプの二本のギターの絡み、歌詞の世界観、曲の流れ等今のクリープハイプの礎を築いた曲と言っても過言ではないのではないでしょうか。

歌詞世界ですが、上述した通り世界観が独特で、このアルバムの中でも個人的には1番難解な歌詞だと思っています。

登場人物は二人。付き合っている男女の女性目線で描かれています。

夜でしょうか。寝ている彼氏の左耳を見たら、ピアスの穴があったと(サビの部分ですね)。

これは比喩的表現で、昔の女の影の事を表しているんじゃないでしょうか。

例えば写真とか手紙だとわかりやすすぎるのでピアスの穴で表現したのかな、なんて思います。
そこに『アタシは急いでピアスを刺す』んですけど、これも、結局『アタシ』のプレゼント(新しいピアス)で『昔の女』の思い出を塗り替えたいっていう気持ちが込められているのではないでしょうか。

『それで起きて寝ぼけた顔して これくれるのなんて聞いてくる』は、単に男の鈍感さを表現しているんだと思います。

『別にそれもう要らないし』は読み取るのが難しいですね。女性の方がこういう繊細な描写は理解できるのかもしれませんね。

私はこの部分、嫉妬で狂ってしまった自分を隠すような感じで「(昔の女なんて)気にしてないし」っていう意味合いで投げやりな言葉をかけたのかなぁと思いました。

この曲は人によって色々な読み取り方をされているので面白いな、と思います。

一度クリープハイパー達とこの曲について談義してみたいものです。

それでは、今日はここまで。

-踊り場から愛を込めて

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