夜にしがみついて、朝で溶かして

二人の間

こんにちは、マスオです。

いやー本日はM-1ですね〜。
私はお笑いが凄く好きで毎年M-1は楽しみにしてまして、敗者復活戦もテレビに齧り付いて視聴してるんですが、どの組が優勝するんでしょうね?
軽く予想は敗者復活組…にしておきます笑。
敗者復活勝ち上がりはベタに『見取り図』にしておきます。

さて、本日はメジャー6thアルバム『夜にしがみついて、朝で溶かして』より、『二人の間』について語ります。

この曲は尾崎さんが大ファンと公言してしているお笑いコンビ『ダイアン』の為に作った曲ですね。
実際にダイアンが歌っている『二人の間』がこちら。

全体的感想

なんかラジオでのやり取りで冗談みたいな話が本当に実現したという事です。
私もダイアンのネタとか、特にユースケさんが好きなんですけど、二人が言いそうな台詞回しが歌詞になっていたりで面白いですね。

ダイアンverも凄く良いですよね。こちらが原曲なんじゃないかと思えるくらいしっくりきてますし。勿論クリープverも素晴らしいのですけど。

楽曲について

テクニック的な事はよくわからないのですが、打ち込みっぽい音が結構していて、あれ、拓さん(ドラム)入ってる?って心配になるぐらいの笑。

これまた今までのクリープらしからぬ曲で、ダイアンに提供する曲だからかなぁなんて思うのですが、ただ、小川さんの特徴的なギターサウンド(これも新しいんですけど)も表現されていて、やっぱりクリープらしさは残ってるんですよね。それが良いんですけど。

歌詞について

ダイアンさんの二人のラジオの感じと言いますか、漫才でも結構ある『』を音と言葉で上手く表現されていますよね。

歌詞カードにもわざと『間』が空いていてその間がある事で意味が汲み取れるようになっています。これも必要な『間』という事で仕掛けが凝っていて読んでいて楽しいですね。

『まぁなんかその ちょっとあの』とか口癖のように言うんですよ、ダイアンは。

『あ と うん の隙間にある ちょうど良いそのうまい空気』ここは「阿吽の呼吸」を違う言葉、ダイアンが言う言葉で表現されてると思います。唸りましたね〜この部分。
思わず「上手(うま)っ!」て言っちゃいましたね。

ラストのサビについて

ラストのサビまでは全て『だからもう黙ってる 二人の間で』とダイアン二人視点で描いているんですけど、ラストだけ『だけどもう待ってる 二人の間で』と言葉として掛けてるのもあるんですけど、『待ってる』のは尾崎さん(ファン)の気持ちを表現したのかなぁなどと思うわけです。

YouTubeで見る尾崎さんがダイアンに向けている気持ちは、我々太客がクリープに向けている気持ちと同義な訳で、誰かのファンである程実はこの曲は響くのかなと思いますね。

いや、もっと広く考えると彼氏彼女、夫婦、友達、ダイアンという色眼鏡を外せば色んな関係性の歌としても受け取る事ができる歌詞になっているので、ほとんど全国民が共感できる曲になっていると思うわけです。

曲自体はクリープハイプとしては凄く新しくて、ただノリの感じとかYouTubeのテーマソング的にも使いやすい曲調でダイアンにも似合っているという、しかも普通の曲としてもきちんと成立しているので、ただただ脱帽ですね。

ダイアン側も単独ライブの出囃子で『HE IS MINE』を使用してたみたいですし、今は相思相愛という所でしょうか。

是非今度のツアー、ゲストで来てほしいですね。クリープをバックに歌うダイアン、見てみたいです笑。

それでは、本日はここまで。

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