今日は、メジャーデビューアルバム『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』から『イノチミジカシコイセヨオトメ』について語ります。
この曲はインディーズ時代のアルバム『When I was〜』にも収録されており、メジャーデビューにあたり再録された曲です。
この曲こそ言わずもがな、ライブやフェスでも未だに高確率で聴けますし、尾崎さんの独特な世界観を象徴したような一曲となっております。
この曲が出来た時の尾崎さんの状況としては、まだ全く世に出ておらず燻っていた時代で、「こんなに良い曲が出来てしまうから音楽が辞められない」というある意味尾崎さんを音楽の世界に留める事が出来た一曲でもあります。
コード進行は一定でとてもシンプルな曲ですが、世の名曲と言われる曲は大体わかりやすく、シンプルな気がします。
『When I was〜』と『死ぬまで一生〜』で微妙な違いはありますが基本的には変わりません。『死ぬまで一生〜』の方が小川さんが弾いているのもあり、ギターアレンジがいいな、と思うくらいです。
歌詞世界はピンサロ嬢の歌なんですが、これについては松居大吾監督によって映像化されており、まぁ、そういう事なんでしょうね。
まぁ上述の通り余りにも有名曲であり映像化もされているので客観的にではなく、私の好きな部分で語りますと、『札束三枚数えたら』と『花びら三枚数えたら』の部分ですね。
ここ、昔は花びら三回転とかブログに書いてたので思いっきりマイルドになったなと思います笑
仮タイトルもそんなだったので。
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>知らない人に、花びら回転とは…ピンサロで女性が数人ついて何分間か毎に入れ替わるんですが、それが花びらのように見える事からこのように名付けられたそうです。
なので正式にはこっちの解釈の方が歌詞には合ってるかも知れませんが『スキキライスキ』とあるので（普通の）花びらを一枚づつ数える方がロマンチックでいいですよねf^_^;
このロマンチックさと過激さの配分の際どさもクリープハイプの良さですがね。
まぁまず一般受けはしないですけど。
よくクリープハイプを知らない友人に聴かせた時言われるのが、「曲は良いのになぁ」なんです。
今の時代普通の歌詞や歌が上手いだけじゃ誰も見ちゃくれませんから。
そういう意味では、尾崎さんのやり方は間違っていないと思います。
ただ意外にも表に出てきて、今のやり方のままでは限界かも知れないというのも多分感じてらっしゃると思いますけど。
話が逸れましたが、やはりサビ部分の『明日には笑えるやろか 明日には変われるやろか』（無理なんだけど）には、皆さんの代弁というか、好きになるポイントではないでしょうか。
明日の曲は当然アノ曲です。
それでは、今日はここまで。